為せば成る、為さねば成らぬ何事も
パンの商品開発と営業チームを統括しています。開発の進捗管理や営業の数字の確認精査を行っています。セブン-イレブンの食パンや菓子パンの開発を行っているので、原料メーカーへの新規開発のお願いや設備面の検討管理などを担当しています。最近では冷凍流通のパンも扱っているので営業と一緒に全国の商談に同行しています。お客様のニーズが大きく変わっている中、営業として最前線でお客様が欲しいものを察知してそれをすぐに開発につなげたり、スピードを意識したチームとなるようにメンバーの教育をしながら全員でお客様によりそえる商品を開発・営業しています。
大学では食品生産における基本的な知識や農業のサイクルを学びました。就職氷河期であり就職活動にも苦労する中、不況にもつよい食品関連への関心が強くなり、食品メーカー中心に就職活動を行いました。メーカーを中心に就職活動をしていましたが、武蔵野は他の中食メーカーと違い、お米だけなく小麦の取扱いが大きかったこと、その中でもパンも扱っていたことから応募しました。大学の先生から、同じ食品でもパンは発酵があるため難しいと教えられていたことと、米飯とパンを作っているメーカーが少なくどちらの道を進んでも主食でありおもしろいと思ったことから武蔵野に決めました。
大学1年生の時にサークルをいちから立ち上げたのですが、人の集め方や、運用の仕方、サークルの活動方針など人の集まる集団の運営についての難しさと楽しさを味わえた事は、様々なところで活きていると感じます。サークルの活動内容や方針を決める際に運営側からの押しつけで決めた方針だと、他のメンバーに納得してもらえずに不満が出る事もあり、揉める事も多々ありました。そこで、活動内容や方針を決める際には他のメンバーにも意見を求め、皆で納得した形で運営をする事で円滑にサークル運営ができるようになりました。この経験から、現在の仕事を進めていく上でも、関連部署の方々とのコミュニケーションをこまめに取る事でできるだけスムーズに仕事を進められるように心掛ける事ができるようになりました。 また、会計の勉強で簿記を取得したのですが、会社のお金の流れの基本がある程度は理解できていたので、損益計算や価格設定時の考え方に戸惑う事はなかったです。
2011年セブン-イレブンの開発担当になってすぐに工場の増築が決まり新規商品としてセブンゴールドの商品開発に着手しました。目標品質を決めてから既存の製造方法ではなかなかゴールにたどり着かず、来る日も来る日も試作をしていました。(夢でも試作していましたね)ただあれもやってみたいこれもやってみたいというのが色々あったので試作が楽しみでした。ある程度の品質ができてセブン-イレブンへ提案するも当時は東日本大震災のあとの自粛ムードもありなかなかセブンゴールドへの提案がとおらずあきらめかけていました。しかし2012年にセブン-イレブンから「金の食パン」をつくるという話がきて、他メーカーとのコンペに勝ち、発売にこぎつけることができました。手間がかかることを受けてくれた工場の方にも感謝でしたし、いろいろな方のバックアップがあって販売できたことがとてもうれしかったです。
新しい工場を立ち上げましたが、その後、あるひとつのラインの商品がなかなか売れずに苦労しました。数カ月そのライン稼働をとめることになり、当時配属されていた従業員に申し訳ないと頭を下げて回っていました。そこから営業・開発で一丸となって再度、新商品をつくり、新しいスキームの販売方法を確立し、今ではヒット商品となりました。どん底からのリスタートをきったわけですが、チームのベクトルが合わさり工場・本社も巻き込むことで新しい商品が生み出されました。チームをまとめる、いろいろな部署を巻き込むことの大切さをあらためて痛感しました。
若いうちから担当商品をもたせてくれるので成長スピードは早いと思います。私が入社当時はサンドイッチ用の食パンとロールパンしか作っていませんでしたが、その後どんどんつくるアイテムが増えていき、色々な勉強ができました。このように弊社は次々と新しいアイテムを作るので、その工程を通して学ぶことができることが魅力だと思います。そして開発では女性がとても活躍しています。開発では現在16名のチームですが、女性が10名です。そしてほとんどがお母さんです。10名の女性で16名のお子さんがいます。仕事のことは当然ですが、子育ての相談もしやすい環境であり、いまのヒット商品のカレーパンも女性の開発担当者による商品です。開発部門がある立地ものびのびとした環境で子育てをしたい方にはおすすめの職場です。
カレーパンのヒットのように売場が変われば売れる商品がまだまだあります。セブン-イレブン様と新しい価値を提供できる方法を探して新しい売場を作っていきたいと考えています。またこれからは国内だけでなく海外にも目を向けていかなければなりません。パン食の文化は海外の方が高いですし、日本で培った技術でどれだけ海外と渡り合えるのか興味があります。
武蔵野グループでは米飯・麺・パンと主食の商品を取り扱っている珍しい企業です。 どの道を選んでもいいですし途中でほかの道を選びなおすこともできます。 そして日々新しいことにチャレンジできる会社です。
商品開発 首都圏商品開発部 楽しむ、楽しませる
商品開発 首都圏商品開発部 「継続は力なり」
品質管理 千葉工場 我以外皆我師
製造管理部門 京都工場 想像なくして創造なし
品質管理 本社品質保証部 笑う門には福来る
営業職 営業部営業課 「できること」 が増えるより 「楽しめること」 が 増えるのが、いい人生
製造管理部門 埼玉工場 初心忘れるべからず
製造管理 神奈川工場 潔く真似て、 快く真似してもらう
商品開発 首都圏商品開発部 艱難汝を玉にす
商品開発 営業開発部 部長 為せば成る、為さねば成らぬ何事も
品質管理 カムス第三工場 消極的な言葉で 自らの心を弱めない
製造管理部門 カムス第三工場 口よりも手を動かせ、 今できる努力を全力でしろ
「これまでの」 武蔵野グループと 「これからの」 武蔵野グループをご紹介します。