艱難汝を玉にす
現在はセブン-イレブンに並ぶお弁当の商品開発を担当しています。一般的なメーカーの商品開発と異なり、メニュー提案、商品開発、工場への落とし込み等幅の広い業務を行っています。具体的には、まず市場調査を行い、お客様がどんな商品や価値を求めているか探り、商品コンセプトを作成して提案します。次に、どんな味付けにするか、見た目にするか商品試作を行います。セブンーイレブンに提案し、採用されたら、実際の工場での製造に向け、レシピの作成や工場で実際の製造に立ち合い、レシピ通りの商品ができているか確認しています。
就活をしている際、自分が考えたもの・作ったもので人を喜ばせる・笑顔にする仕事がしたいと考えていました。食品や家電、医薬品など生活に関係する製品が様々ある中で、「食」は特に生活に密着していると考え、日ごろから利用していたコンビニエンスストアの食品を扱う会社で働きたいと考えていました。コンビニの商品を扱う企業はいくつもある中で、「食」と「癒し」でお客様に貢献するという武蔵野の考えと自身がやりたいことが一致したことが、武蔵野への入社の決め手でした。また、商品開発部は栄養士などの資格を要する会社もありますが、弊社は資格がなくても8ヶ月の研修期間内にじっくり学べ、知識を身に着けられる環境である点も魅力的でした。
大学院では「植物の遺伝子組み換え技術の確立」をテーマに研究を行っていました。研究では、想定した実験結果が出ないことが多々ありましたが、あきらめず仮説検証を繰り返し行い、実験を成功させ、新しい技術を確立することができました。研究を通じて身に着けた疑問を解決していく力、あきらめずやり遂げる力は、現在のおいしさを追及していく仕事に生かされていると思います。女性に向けた野菜メニューを開発する際、野菜量や種類、彩りなど様々なキーワードがある中で、女性に人気がある健康系メニューを扱うお店をいくつも回り、なぜお客様がこの商品を求めるのか?キーワードを探しました。その結果、「不足している野菜を補う」や「1食分の野菜」など野菜量を訴求しているお店が多いことがわかり、「1/2日分の野菜が摂れる ビビンバ」という商品を発売し、売れ筋商品となりました。何がポイントなのかを諦めずに探求したことで、お客様のニーズに合致する商品を開発することができたと思います。
開発2年目で担当した「1/2日分の野菜が摂れる ビビンバ」の商品開発が最も印象に残っています。世の中は健康ニーズが高まっている中、コンビニ=不健康のイメージがあったので、手軽に野菜がたくさん摂れるお弁当のニーズあるのではと考えていました。初めてのセブンイレブンへの提案では、こんなに野菜が多くて食べにくいのでは?本当にこんなに野菜が必要なのか?売れないのでは?と厳しいご意見をいただきました。どうしたら野菜を美味しく食べられるか、先輩社員からアドバイスをいただいたり、市場で人気なお店に食べに行きました。味付けや作り方、トッピング方法など、様々な点を検討し、商品試作を行いました。その結果、この商品なら発売したい!とセブンイレブンに認められ、販売することができました。若年客層を中心に幅広いお客様に買っていただくことができ、売れ筋商品になることができました。
初めて有名店監修の商品を担当させていただいたことです。私は、本格的なスパイシーカレーとルーロー飯の専門店「SPICY CURRY 魯珈」とのコラボ商品を担当しました。コラボ商品はお店の味を再現するため、味づくりがすごく難しく、知識と技術が必要です。「ろかプレート」再現での一番の苦労は、ポイントである “スパイス感”の再現でした。店主様に初めて商品をご試食いただいた際には、スパイス感が全然足りないと厳しいご評価をいただきました。再度、店主様からアドバイスをいただき、スパイスを選定し直したり、火加減の調整など試作と味の確認を繰り返した結果、ようやく店主様から店の味を再現できている!と評価され、発売に至りました。その結果、若年層のお客様を中心に、幅広い年代のお客様にお買い上げいただき、売れ筋商品となりました。担当当初は私では難しいのではと思うことが多々ありましたが、上司から「君に任せてよかった」と言ってもらい、成長できたと感じました。
社歴に関係なく、自分が考えた商品を担当することができ、若いうちから活躍することができる点です。 また、福利厚生面でも出産や小中高の入学時など子供の成長に合わせた祝い金の支給があったり、家庭の事情に合わせた出勤体制が取れるなど、経済・環境面でも制度の整っていて、女性にも長く働きやすい職場である点です。
新しい健康シリーズを展開したいです。現在、セブンイレブンでは「1/2日分の野菜」「たんぱく質」「食物繊維」が摂れるなど健康訴求した商品が展開されています。コロナでの在宅勤務の普及などで生活スタイルが大きく変わり、お客様が求める健康要素も大きく変わっていると感じております。例えば、「ビタミン」「鉄分」といった栄養素を謳った飲料が増えているので、そういった栄養素をお食事で手軽に摂れる「お食事サプリ」のような商品をやってみたいです。
自分は何に興味があり、なぜ興味があるのか?、どんなことなら長く続けられるのか?、何が苦手なのか?と自分を分析し、理解することで自分に合った職種・企業を見つけることができると思います。私は「自分が作ったもので、周りの人を笑顔にする仕事がしたい」という思いがあり、食品、雑貨、アミューズメントと幅広い業界の企業を受けていました。選考を受けていく中で、長く働き続けるなら生活に密着している「食」に携わる仕事につきたいと思い、食品業界に絞って活動を続けました。業界を絞ってからは自分の考えが整理できていたので、企業面接でも自分の思いをスムーズに伝えることができ、内定をいただくことができたと思います。就活生の皆さんも自分自身と向き合い、自分の思いを企業にぶつけてみてください。
商品開発 首都圏商品開発部 楽しむ、楽しませる
商品開発 首都圏商品開発部 「継続は力なり」
品質管理 千葉工場 我以外皆我師
製造管理部門 京都工場 想像なくして創造なし
品質管理 本社品質保証部 笑う門には福来る
営業職 営業部営業課 「できること」 が増えるより 「楽しめること」 が 増えるのが、いい人生
製造管理部門 埼玉工場 初心忘れるべからず
製造管理 神奈川工場 潔く真似て、 快く真似してもらう
商品開発 首都圏商品開発部 艱難汝を玉にす
商品開発 営業開発部 部長 為せば成る、為さねば成らぬ何事も
品質管理 カムス第三工場 消極的な言葉で 自らの心を弱めない
製造管理部門 カムス第三工場 口よりも手を動かせ、 今できる努力を全力でしろ
「これまでの」 武蔵野グループと 「これからの」 武蔵野グループをご紹介します。